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音読と黙読の違い(絵本選びのヒント)

音読と黙読の違い(絵本選びのヒント)
ここでは文字のない絵本のことはとりあえず横に置いておいて、音読と黙読を考えてみましょう。まず絵本を読む時、みなさんはどのように読むでしょうか? 字を読んで絵を見るのでしょうか? それとも 絵を見てから字を読むのでしょうか? はたまたその両方を同時にするとか、同じページ内で字を読んだり絵を見たりの繰り返しを何度かするのでしょうか?
個人が絵本を手にとって、個人的にその絵本を読むのであれば、個人的な楽しみを優先させるべきで、何ものにもしばられることなく自由に読んでいいでしょう。また、声に出して読む音読にしようが、目で字を追って読む黙読にしようが、その方法も自由でいいでしょう。
ところが、読み聞かせの場合は、当然声をだして読む音読が前提となります。絵本作家が音読を意識して、その作品をつくったかどうかは別問題です。絵本を個人が手に持って黙読することを意識してつくったのなら、その作品には読み聞かせに不向きな部分があるかもしれません。

絵本の世界
 

 

author:トムテのマスター, category:絵本, 09:40
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