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口演童話「レオン」

口演童話「レオン」
いじめに苦悩するレオンの物語

 

マダガスカルは、とても大きな島です。島には、天までとどけとばかりに、ひときわ高い木、バオバブがありました。その太い幹、数えきれない枝、おいしげった葉の中で、ぼくたちカメレオンはくらしていました。
ぼくの名前は、レオン。カメレオン学校の三年生です。おかあさんは、ぼくを産んで、すぐになくなりました。
その朝、ぼくは、学校に行きたくない気分でした。おとうさんは、ぼくをのぞきこみました。
「レオン。はやくしないと、学校におくれるぞ」
「・・・」
「返事もしないで、どうしたんだ。体の具合でも悪いのか?」
「・・・」
ぼくは、どんなふうに説明していいのか、わかりませんでした。
おとうさんは、ぼくのおでこに手をあて、
「熱は、なさそうだ。とにかく学校に行って、勉強してきなさい」
と、言いました。
行きたくないわけを言えないまま、ゆっくりゆっくり歩いて、ぼくは学校に着きました。
授業は、もうはじまっていました。 ・・・

トムテのストーリーテリング
 

 

author:トムテのマスター, category:お話, 11:04
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