ストーリーテリングは、単なる言葉遊びではなく、聞き手の心を動かし、共感を得られるコミュニケーションの力です。ここでは、ストーリーテリングのコツと楽しさについて、いくつかのポイントを踏まえてご紹介します。
まず、聴衆を意識するということです。誰に語りかけるのか、聴衆の年齢層や興味関心を把握し、内容や表現を調整することが重要です。子ども向けの物語であれば、分かりやすい言葉やユーモアを交え、大人向けであれば、より深いテーマや複雑な人物関係を描くなど、聴衆に合わせてストーリーを組み立てます。
話す前に、よく構成を練っておきましょう。一般的にストーリーには、起承転結が必要です。導入部分で聴衆を引き込み、展開部分で興味を維持し、クライマックスで感動を与え、結末で余韻を残すように構成します。
また、五感を刺激することを意識しておきましょう。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの五感を刺激するような表現を用いることで、聴衆の想像力を高め、ストーリーへの没入感を高めることができます。
語り部であるストーリーテラーは、登場人物に感情移入させるように話します。登場人物一人ひとりに個性を与え、感情や行動の理由を明確にすることで、聴衆は登場人物に感情移入し、ストーリーに共感しやすくなります。
もし、自分に同じような経験があれば、活かす工夫をします。実際に経験した出来事や、自分の感じたことをストーリーに織り込むことで、よりリアルで説得力のある物語になります。
ストーリーテリングの楽しさは、聴衆の反応を見る、想像力を発揮する、人と繋がるなどがポイントです。「聴衆の反応を見る」は、聴衆が興味深く聞き入っている様子や、感動して涙を流している姿を見ると、語り手としても大きな喜びを感じることができます。
「想像力を発揮する」は、ストーリーテリングは、自分の想像力を自由に発揮できる場です。現実では不可能なことも、物語の中では自由に表現することができます。「人と繋がる」は、ストーリーテリングは、人と人との繋がりを深めるコミュニケーションツールです。共通の物語を共有することで、共感や信頼関係が生まれます。
最後に、ストーリーテリングは、コツを掴めば誰でも楽しく行うことができます。聴衆のことを意識し、構成を練り、五感を刺激するような表現を用いることで、聴衆の心を動かすストーリーを作り上げることができます。
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幼い頃から、星空を眺めるのが好きだった星斗。田舎の澄んだ夜空に輝く星々を眺め、その神秘に心を奪われていた。そんな彼が10歳の時、稲妻が光り輝くと同時に、夜空を横切る奇妙な光を見た。それは一瞬の出来事だったが、星斗の心に深く刻み込まれた。
学生時代、星斗は天文学を専攻する学生だった。しかし、大学で学ぶ天文学は、彼の求めていたロマンとは程遠いものだった。失望した星斗は、次第にUFOの存在を信じるようになる。図書館でUFOに関する書籍を読み漁り、各地で開催されるUFO講演会に足を運んだ。
そして、大学卒業後、星斗は会社員として働きながら、UFOの調査を続けていた。休暇を利用して全国各地を飛び回り、目撃者への聞き込みや撮影を行った。嘲笑する周囲の声にも耳を貸さず、彼は真実を追い求め続けた。
50代になった星斗は、UFO研究に全てを注ぎ込む。家族や友人との関係は次第に壊れ、孤独な生活を送るようになった。それでも彼は諦めず、調査を続けていた。
やがて70歳を超え、病に倒れた星斗は、最期の日々を病院で過ごした。意識が朦朧とする中、彼は再びあの光を見た。稲妻のような光と共に、夜空を横切る銀色の物体。それは、彼の幼い頃に見たものと同じだった。
星斗は安らかな表情で目を閉じた。彼の魂は、星々の彼方へと旅立っていった。星斗の死後、彼の膨大な資料は、UFO研究家たちの手に渡った。彼の執念が実を結び、資料の中からいくつかの貴重な発見があった。
しかし、彼の生涯が幸せなものだったとは言えないだろう。自分では幻想を追い求めていたと思えるし、功績も認められてはいない。星斗は、UFOという幻想に魅入られ、人生を捧げた。彼は真実を見つけたのか、それとも幻想に囚われたのか。その答えは、星だけが知っていた。
なぜに彼はこうもUFOを追求しようとしたのか。実は、彼が10歳の時に、UFOから人類の進化の重要なメッセージを受け取っていた。そのメッセージの解読に一生を捧げることになった。彼は、人類の進化の第一歩を踏み出した一人であった。
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大阪:自分で絵本を作る 3/13
青森:絵本通じてりんごへの関心を 3/14
大阪:女性宇宙飛行士ミク 3/15
大分:地域の魅力が詰まった絵本製作 3/17
大阪:自分の感情を絵にする方法 3/17
神奈川:自作絵本よみきかせ会
日時:4月28日(日)14:00〜15:00
会場:JICA横浜
対象:どなたでも参加できます。
定員:30名(事前予約制、FAX送付)
申込:FAX送付先045-663-5030
参加費:無料
神奈川:紙芝居「1ねんせいになったら」を実演 3/14
三重:像編集ソフトで電子紙芝居制作 3/13
岩手:津波の教訓を伝える紙芝居 3/11
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絵を描くことは、自分の内面世界を表現する強力な手段です。言葉で表現するのが難しい感情も、色や形、線を用いることで、視覚的に表現することができます。すぐにできなくても、以下に紹介したヒントを、表現するための参考にしてください。
まず、自分の感情を意識することが大事です。そして、自分がどのような感情を感じているのかを知って、喜び、悲しみ、怒り、不安、愛など、様々な感情を言葉で書き出します。
次に、色を意識して、その色を選ぶことも大事です。それぞれの感情には、イメージしやすい色があります。例えば、喜びは明るい色、悲しみは暗い色、怒りは赤色、不安は青色、愛はピンク色などです。直感的に思い浮かぶ色を選ぶのも良いでしょう。
また、形や線を描くことに目を向けましょう。感情の強さや動きを、形や線で表現することができます。例えば、喜びは曲線や渦巻き、悲しみは直線や角、怒りは鋭い線、不安は細い線、愛は丸い形などです。
ここまでは、例を挙げて記述しましたが、個性を出すには、心を開放して、自由に描くことが重要です。上手い下手ではなく、自分の感情を表現することに集中します。型にはまらず、自由に描くことが大切です。
そして、素材や技法を選ぶことによって、さらなるレベルアップとなります。絵具、クレヨン、鉛筆、デジタルツールなど、様々な素材や技法があります。自分の表現したい感情に合ったものを選びましょう。
完成した絵には、タイトルをつけてあげましょう。タイトルをつけることで、絵に込められた想いがより明確になります。完成した自分の絵を眺めて、自分の感情を客観的に観察してみましょう。絵からどのようなメッセージが伝わってくるでしょうか。自分との対話が生まれます。
試すことは、創造性を刺激することになります。例えば、音楽を聴きながら描いたり、絵を描く過程を記録したりすれば、後で振り返ることができるようにもなります。他の人の作品を見て、参考にするのも良いでしょう。絵を描くことは、自分の感情を理解し、コントロールするのに役立ちます。
また、自分の感情を絵で表現して、ストレスを解消して、心の健康を保ちましょう。そこから新しい自分が見つかり、自分が進むべき道が見えてきます。
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地球の環境悪化にともない、人類は第二の地球を探していました。地球の科学者は、地球によく似た惑星を見つけました。調査隊が組まれて、調査に旅立つ計画がスタート。見つけた惑星は、地球から20年かかる距離にあった。調査隊の宇宙飛行士たちは、総員で20名、みんな二十歳と若かった。
宇宙飛行士のミクたちは、未知の惑星への探査任務中に、あいにく彗星との衝突事故に遭い、偶然近くにあったある惑星に緊急着陸を余儀なくされた。しかし、そこはかつて自分が住んでいた地球の未来の地球でした。
目の前の未来の地球の景色は、自分が知っていた地球とは全く異なっていました。そこは1000年後の地球で、緑豊かな自然と高度なテクノロジーが融合した楽園のような場所。かつて人類が抱えていた環境問題は解決し、人々は平和で豊かな生活を送っていました。
未来の地球に来てしまったミクたちは、未来の人々から温かく迎えられました。ミク以外の19名のクルーは冬眠カプセルに入ったままだったので、ミクだけが未来の人々に対応しました。
しかし、ミクは、自分たちが過去から来た人間であることを明かすのを、躊躇していました。未来の人々は、1000年後、繁栄したのには理由がありました。過去の人類が犯した過ちを繰り返さないように、厳格なルールを設けて、環境問題を解決したのでした。
そして、ミクは、未来の人々の過去の人類の歴史について教えてもらいました。未来の人々は、ミクたちの過去の人類の愚かさを批判し、ミクたちに、未知の惑星の調査はやめて、ここのテクノロジーを持って、自分たちの惑星に戻るようにすすめました。
しかし、ミクは、自分たちの惑星に戻れないと主張しました。過去を変えることができるなら、自分たちの惑星に戻れるが、自分たちの人類は愚かだったと、訴えました。そして、未来の人々に、ミクは、「自分たちは、過去の地球からやって来たのだ」と告白しました。
ミクの告白の言葉は、未来の人々に考えさせるきっかけを与えました。未来の人々は、過去を否定するのではなく、過去から学び、より良い未来を築くことをミクに促しました。未来の人々は、ミクたちと協力して、過去と未来をつなぐ架け橋となることを約束しました。未来の人々は、ミクに未来の技術と問題解決策を教えました。
未来の人々は、今の地球の繁栄があるのは、ミクたちが、未来の技術と問題解決策を、過去の地球に持ち帰ったからだと考えました。だけど、どうしたら、ミクたちが、過去の地球に戻れるのかは課題でした。
ミクたちと未来の人々の共同作業によって、過去と未来が融合し、より良い地球が築かれていくとミクたちも未来の人々も信じました。でも、ミクたちが過去の地球に戻る方法がわかりません。そこで、ミクたちは、未来の人たちに宇宙船を修理してもらい、もう一度未知の惑星に旅立つことにしました。
やがて宇宙船は未知の惑星に到着しました。そこは、人間も動物もいない1000年後の未来の地球でした。地球のあちこちに廃墟がありました。でも空気と水はきれいでした。ミクはここで住めると思いました。冬眠カプセルのクルーたち全員を起こしました。
ミクとミクのクローンでもある19名のクルーたちは、1000年後の地球の大地に降り立ちましたが、ミクたちは、「あと何年、この地球で生きていけるのだろう」と思いました。
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絵本が好きすぎて、自分でも絵本を作りたいと思うときがある。自分で絵本を作るには、いくつかのステップがあります。テーマを決める、ストーリーを考える、絵を描く、文章を書く、製本するとなって、自分の絵本が完成する。
ここでは概略をお話します。まず、「テーマを決める」ですが、どんな絵本を作りたいか、テーマを決めましょう。動物、自然、日常生活など、自分が興味のあるテーマを選ぶと良いでしょう。
次に「ストーリーを考える」ですが、テーマが決まったら、ストーリーを考えましょう。わかりやすく起承転結を意識して、子どもが楽しめるような内容にしましょう。
「絵を描く」ですが。これは、ストーリーが決まったら、絵を描きます。絵は、子どもにとって絵本の魅力の一つです。自分のイメージを存分に表現しましょう。
「文章を書く」は、絵に合わせて、文章を書きます。文章は、子どもが理解できるような簡単な言葉で書きましょう。
最後は「製本する」です。絵と文章を製本して、絵本は完成です。手製本でも良いですし、印刷会社に依頼して製本することもできます。絵本の作り方の詳細がある「しまうま出版」のサイトがあります。ここでは概略しか書きませんでしたが、参考になるかと思います。
絵本作りには、時間がかかります。根気よく取り組むことが大切です。絵本コンテストや絵本出版賞に応募してみるのも良いでしょう。絵本作家やイラストレーターのワークショップに参加してみるのも良いでしょう。頑張ってください!
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千葉:南房総出身・高山さん、デビュー作読み聞かせ 3/8
大阪:キャンプでの幽霊目撃談 3/10
東京:「一人で本を読む」ことができるようになる 3/8
東京:第5回「親子で読んでほしい絵本大賞」 3/8
絵本『ねことことり』
長野:東日本大震災の記憶伝える紙芝居 3/8
大阪:アトランティスの悲劇 3/11
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遥か昔、深い海の底、青く輝くクリスタルに覆われた。そこには、美しい歌声を持つ人魚姫たちが優雅に暮らしていました。透き通るような尾鰭を持ち、銀色の髪を海風に揺らめかせ、歌声で海を彩る彼女たちは、海の民から愛され、大切にされていました。
当時、海上に浮かぶ地上世界・アトランティスでは、人間たちが文明を築き上げていました。しかし、その繁栄と共に、支配者たちの人間の心は傲慢さを増していきます。自然を支配し、海を汚し、アトランティスの力を己のものにしようと企てました。
アトランティスの海の民は、漁師でした。仕事の終わりには、人魚姫たちの歌声を聞いて、漁の疲れを取っていました。支配者たちは、漁の収穫を納めない海の民たちに腹を立てていました。怒りが頂点に来て、とうとう海の民を滅ぼしてしまいました。
人魚姫たちは、毎晩、海の民の魂が安らぐようにと、悲しみの鎮魂歌を歌い続けました。歌っても海の民は二度と戻って来ません。人魚姫たちは、支配者たちの愚かな行為に悲しみ、怒りを感じていました。
歌声は、支配者たちへの警告となって、罪もない人間たちへの攻撃を止めるようにと歌われるようになりました。支配者たちの耳には届きません。そしてついに、人魚姫たちの歌声は、アトランティスへの攻撃となって始まりました。
歌声は、アトランティスの大地を揺らし、火山も目を覚まし、支配者が住むアトランティスの都市は崩れ出しました。三日後、都市は瓦礫となり、支配者たちは一掃されました。激しい戦いの末、アトランティスは海に沈み、人魚姫たちは姿を消しました。
人魚姫たちの美しい歌声は海の底に沈み、かつての栄華を極めたアトランティスは、海底遺跡として眠るのみとなりました。しかし、人魚姫たちは、アトランティスの悲劇を語り継ぎ、海の民が生まれ変わり、いつか自分たちと心を通わせ、再び地上に歌声が響くことを夢見ていました。
海に沈んだアトランティスは、人魚たちによって守られ、いつか地上に再び姿を現す時を待っていました。そして、人魚姫たちの歌声は、海の底で静かに眠り続け、いつか世界に散った人間と心を通わせられる日を待っていました。
しかし、今も教訓は活かされず、自然の大切さと傲慢さの危険性を教えてくれたのに、人間は自然と共存しなければならないのに、傲慢な心は悲劇を生むということを繰り返しています。アトランティスは、再び姿を現す機会を奪われたままです。
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キャンプに行くと、みんなでたき火を囲んで、誰かが語りはじめる。恐怖物語に期待して耳を傾ける。辺りの環境が相まって信憑性が増してくる。彼は、「古いトンネル」の話を語り始めた。
「深夜、友人と車で山道を走っていた時のことです。カーブを曲がると、古いトンネルが見えてきました。そのトンネルは、地元でも有名な心霊スポットだったのです。
友人と「ちょっと怖いね」と話しながら、トンネルに近づいていきました。すると、トンネルの入り口付近で、白い服を着た女性が立っているのが見えました。
車は女性の前で止まりました。女性は、こちらをじっと見つめていました。その目は、真っ黒で何も映っていないようでした。
ぼくは、恐怖で声も出ませんでした。友人が「大丈夫だよ」と声をかけてくれましたが、体が震えるのを止めることができませんでした。
しばらくすると、女性はゆっくりと歩き始め、トンネルの奥へと消えていきました。」
話はここで終わりましたが、みんなが驚かなかったので、彼は、「もっと怖い話がある」と、気持ちを切り替えて、「廃墟となった病院」の話を語り始めました。
「友人とふたりで、廃墟となった病院の探検に行った時のことです。薄暗い病院内を、懐中電灯で照らしながら進んでいました。
ある部屋に入った時、背後で物音が聞こえました。振り返ると、そこには車椅子の老人が座っていました。
老人は、こちらをじっと見つめていました。その目は、絶望に満ちているようでした。
ぼくらは、恐怖で逃げようとしましたが、足が言うことを聞いてくれません。老人は、ゆっくりと車椅子をこちらに向かって動かしてきました。
ぼくらは、恐怖で叫び声を上げ、その場から逃げ出しました。」
彼は、語り口をさっきより怖くしたので、「古いトンネル」のときよりも、みんなは恐怖を覚えました。彼は気を良くして、「とっておきの話がある」と言って、「深夜の一人歩き」の話を語り始めた。
「深夜、一人歩きをしていた時のことです。人通りの少ない道を歩いていた時、後ろから足音が聞こえました。
振り返ると、そこには誰もいませんでした。しかし、足音は止むことなく、どんどん近づいてきます。
ぼくは恐怖で走り始めました。しかし、足音は追いかけてきます。
ぼくは、もうダメだと思いました。しかし、その時、目の前に交番が見えてきました。
ぼくは交番に駆け込み、警察官に助けを求めました。警察官が外に出てみると、足音は止んでいました。
警察官の話によると、このあたりでは、深夜に女性の幽霊が目撃されることがあるということでした。」
話が終わると、「あっ、あそこに誰かいる」と彼は指で指し示しました。いっせいに彼の指さす方を見ました。誰もいないことがわかると、みんなは振り向いて、彼を見ました。でも、そこには彼はいませんでした。誰も彼の素性を知る者はいませんでした。
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動物のことはよく知っている。動物が出てくる映画を観るのも好きだ。動物の可愛らしさ、躍動感がスクリーンに映し出される。でも実際に動物園に行って見る動物たちは、映画のようには動いてくれない。
眠いのか、疲れているのか、映画の中の動物のように演じる脚本が渡されていないのか、描いていたイメージ通りに動物たちが動いてくれない。動物園に何度も行ってはいないが、動物たちは勝手気ままにのんびり動いているだけ。野生の目をしていない。期待外れだ。
昔、子どものときに行った動物園とは違う。あの頃の動物園での楽しい一日は、どこへ行ってしまったのか。動物たちを見に来たつもりが、逆に動物たちに見られている。こいつは、こっちをじろじろ見て来て、好奇心旺盛な動物だ。
人間が間近で見ているので、動物たちは、ちょっと緊張しながらも人間を観察している。子どもたちが指差して喜んでいるのが、ちょっと嬉しそうだ。餌の時間には、飼育員の動きに注目している。「美味しいご飯をゲットするぞ!」と、言っているようだ。
こっちの動物は、マイペースな動物のようだ。いつも通り、マイペースに過ごしたいと思っている。木陰でゆっくり昼寝したり、池で涼んだりしたいと思っている。人間が見ていても、気にせず自分のペースで行動している。でも、好奇心旺盛な子どもに近づかれたら、ちょっと興味津々の仕草をする。
こっちの動物は、社交的な動物だ。人間が見てくれるのが大好きで、人間受けするポーズを知っている。アピールタイムがあるかのように、こちらを楽しませてくれる。動物の手の平の上で、こちらが踊らされているような感じがしてくる。
色々な声で鳴いたり、動き回ったりして注目を集めようとしている動物がいる。餌をくれる人には、お礼の挨拶を忘れずに用意周到だ。長年培った知恵に万事抜かりがない。他の動物と仲良く遊んだり、コミュニケーションを取ったりして、隙を見せない動物もいる。
中には臆病な動物もいる。そうすることで、他の動物たちとの個性の違いを出しているのか。人間の視線が気になる。なるべく隠れたい気持ちを作っている。騒音や人混みが苦手、静かな場所で落ち着きたいをアピールしてくる。飼育員が近くにいることで、安心感を買っている。
どうせ慣れてきたら、少しずつ人間にも興味を持ち始めるのだろう。こちらの楽しい一日があるように、それぞれの動物にとって、楽しい一日の過ごし方を知っている。好奇心旺盛な動物は、新しい環境を探検したり、人間と交流したりするのが楽しいでしょう。
マイペースな動物は、いつも通りゆっくりと過ごせるのが楽しくて、社交的な動物は、人間や他の動物と交流するのが楽しい。臆病な動物は、安全で静かな場所で過ごせるのが楽しいでしょう。動物園は、動物にとってストレスを感じる場所でもあることから、自分の一日の過ごし方を心得ている。
常に人に見られていること、狭い空間に閉じ込められていること、騒音や人混みがある、これらのストレスは、動物の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。それ故、動物たちは、来園者を観察して、逆に人間を広い空間に閉じ込めて、大勢押し掛けないように調整している。
動物園を訪れる際には、動物たちの視点に立って、物事を考えると、動物たちの裏の顔が見えてくる。動物園は、動物たちのことを学び、自然の大切さを理解する場ですが、動物たちの目線に立って、楽しく学び、思い出に残る一日を作る場所でもあります。それと、広い檻の中に閉じ込められた人間と、狭い自由な動物園にいる動物たちとの交流の場です。
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大阪:絵本の中の冒険を再現 3/7
宮崎:6年生が1年生に絵本の読み聞かせ 3/6
北海道:大型絵本の読み聞かせ会 3/6
北海道:女性に元気をくれる絵本の読み聞かせ 3/9
千葉:絵本『がっぴちゃん』の読み聞かせ 3/5
絵本『がっぴちゃん』
兵庫:筋ジストロフィーを患う紙芝居師 3/7
兵庫:阪神大震災の追悼オブジェを紙芝居化 3/7
福島:「震災の記憶」紙芝居で伝える 3/7
神奈川:150周年で紙芝居を手作り 3/7
神奈川:民話や昔話を題材に紙芝居を制作 3/7
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絵本の中の冒険を再現することは、子どもにとっても大人にとっても、様々な意味を持つ貴重な体験となります。例えば、想像力と創造性を育む、冒険心を刺激する、問題解決能力を養う、読書への興味を高める、コミュニケーション能力を向上させるなどです。
「想像力と創造性を育む」においては、絵本の世界は、現実とは異なる非日常的な空間です。子どもたちは、絵本を読みながら、登場人物の気持ちや行動を想像し、物語の続きを自分なりに創造していきます。この過程で、想像力と創造性が自然と育まれます。
「冒険心を刺激する」においては、絵本に登場する主人公たちは、困難に立ち向かい、様々な課題を乗り越えていきます。子どもたちは、そのような冒険譚に触れることで、自らも冒険に出かけたいという気持ちになり、好奇心や探求心を高めることができます。
「問題解決能力を養う」においては、絵本の中の冒険には、様々な問題や障害が立ちふさがります。子どもたちは、登場人物と一緒にこれらの問題を解決していく過程で、試行錯誤を繰り返しながら、論理的思考力や問題解決能力を身につけることができます。
「読書への興味を高める」に関しては、実際に絵本の世界を体験することで、子どもたちは絵本への理解が深まり、より一層読書に興味を持つようになります。読書は、知識や語彙力を増やすだけでなく、集中力や想像力を高める効果も期待できます。
さらに、「コミュニケーション能力を向上させる」においては、絵本の中の冒険を再現する活動は、子ども同士が協力し合い、役割分担しながら行うものです。この過程で、子どもたちは、意見を交換したり、協力して課題を解決したりすることで、コミュニケーション能力を向上させることができます。
他にも、達成感や自信を育むとか、五感を刺激するとか、親子・家族の絆を深めるなども、重要な意味を持つものとなります。例えば、「達成感や自信を育む」においては、次のようなことが期待できます。
絵本の中の冒険を成功させることで、子どもたちは達成感を得ることができ、自信を育むことができます。これは、自己肯定感を高め、困難な課題にも挑戦する意欲を育むことにつながります。また、「五感を刺激する」ことにおいても、期待できるものがあります。
つまり、絵本の中の冒険を再現する活動では、実際に動き回ったり、様々な素材に触れたりすることで、子どもたちの五感を刺激することができます。これは、感覚統合能力の発達を促し、学習意欲を高める効果も期待できます。
また、「親子・家族の絆を深める」ことに関しては、絵本の中の冒険を親子で一緒に再現することで、親子のコミュニケーションが活性化し、絆を深めることができます。さらに、家族みんなで協力して活動することで、家族の温かさや一体感を味わうことができます。
このように、絵本の中の冒険を再現することは、子どもの成長にとって様々なメリットをもたらす貴重な体験となります。ぜひ、家庭でも子どもと一緒に、絵本の世界を冒険してみてください。無理強いせず、子どものペースに合わせて進めることが大切です。
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絵本を読むときの声の出し方は、子どもたちの想像力を豊かにし、読書の楽しさを伝える重要な要素です。まず、物語の登場人物に合わせた声色を使うことで、キャラクターへの親近感が生まれます。大きな熊なら低くて温かみのある声、小さな鳥なら高くて軽やかな声など、それぞれの役柄をイメージしましょう。
無理に声色を使いすぎると、読み手がキャラクターの個性を決めてしまい、聞き手の自由度を制限することになります。実際の絵本からは、声は聞こえてきません。読む人には声は聞こえてきますが、頭の中で個別に変換された声が聞こえてきます。
漫画をアニメにしたとき、声優の声がぴったりだとか、声のイメージが違うと感じることがあります。それは個人の感性は、人それぞれ違うからです。途中で声優が変わることがあります。個人の定着したイメージを変えるのは難しい。
一般的には読み聞かせの声は、速度も大切です。ドキドキする場面では速く、心温まる場面ではゆっくりと読み進めることで、感情移入を促します。情景を描写する部分では、静かで穏やかな声を使い、絵本の世界へリスナーを誘い込みます。
また、質問をするかのように声を尻上がりにするとか、不思議なことが起きたときには声を落とすなど、声のトーンを変えることで興味を引き続けることができます。絵本を読む際には、感情を声に込めることが大切です。子どもたちの心に残る読み聞かせを目指して、声の魔法で物語を色鮮やかに輝かせましょう。
声の強弱を駆使することも、絵本の魅力を伝える上で欠かせません。例えば、嵐のシーンでは声のボリュームを少し上げて緊張感を演出し、穏やかな朝の描写では柔らかく話すことで平和な雰囲気を表現できます。リズムにも注意して、詩的な部分ではメロディーを感じさせるような読み方にも心掛けましょう。
子どもたちが絵本の中で新しい発見をするよう、言葉を際立たせるのも大切です。特定の単語やフレーズを強調することで、記憶に残りやすくなります。キーワードになる言葉は強調して、記憶に残りやすくします。読み込めば、何がキーワードなのかわかるようになります。
最後に、読み聞かせはインタラクティブな体験であることを意識しましょう。子どもの反応を見ながら、声のトーンや速度を変えるのも効果的です。子どもたちが目を輝かせ、また質問したり感想を述べたりするのを見逃さず、その反応に応じて話を展開させることが読み聞かせをさらに楽しいものにします。
視線を大切にすることも忘れずに。子どもたちの目を見て読むことで、コミュニケーションをとりながら、絵本の世界を一緒に冒険できます。絵本を締めくくるときは、優しく落ち着いたトーンで「おしまい」と告げ、安心感を与えましょう。
絵本を読むときの声の出し方は、ただの読み上げ以上になるためのもの。子どもたちの想像力と好奇心をかき立てるための大切なスキルであり、彼らの心に物語を深く刻む鍵となります。絵本を読むときの声の出し方は、物語の世界観を表現し、子どもたちの興味を引きつけるために非常に重要です。
以下に、効果的な読み聞かせのための声の出し方のポイントをいくつか紹介します。あくまで参考ですから、固執することはありません。物語の内容に合わせて、声のトーンを変えましょう。楽しい場面では、気持ちを明るくして、元気な声で読みます。悲しい場面では、ゆっくりと低い声で読みます。
怖い場面では、息を潜ませるような声で読みます。登場人物それぞれの個性に合わせて、声色を変えましょう。動物のキャラクターは、動物らしい声で読みます。おじいさんやおばあさんのキャラクターは、年寄りらしい声で読みます。子どもたちのキャラクターは、子どもらしい声の調子で読みます。
部屋の広さに合わせて、声の大きさを調整しましょう。広い部屋では、大きめの声で読みます。狭い部屋では、小さめの声で読みます。物語の内容に合わせて、声の大きさを変えましょう。重要な場面では、声を大きくして強調します。静かな場面では、声を小さくして聞き取れるようにします。
文末や句読点のところで、少し間を空けましょう。子どもたちが内容を理解し、想像力を働かせる時間をとります。重要な場面の前では、少し長めの間を空けましょう。子どもたちの期待感を高めます。間の取り方は難しく、名人と言われる落語家の間の取り方が参考になります。
子どもたちは、絵本だけを見ているのではないです。読み手の表情も観察しています。故に、声だけでなく、表情も豊かにしましょう。楽しい場面では、笑顔で読みます。悲しい場面では、悲しい顔で読みます。怖い場面では、怖い顔で読みます。そして、子どもたちを見ながら読み聞かせましょう。
練習では、子どもたちの反応を見ながら、声の出し方や表情を変えていけませんが、目の前に子どもたちがいるという想定で読むと、想定しないで読むのとでは、練習の成果は違ってきます。練習でも、読み聞かせの前に、ちゃんと声を出して練習しましょう。
声のトーンや大きさ、間の取り方を意識して練習します。鏡を見ながら練習すると、表情も確認できます。そばに誰かいれば、子どもになったつもりで聞いてもらいましょう。読後、感想を聞くと、自分では気付けない貴重な意見を聞くことがあります。
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千葉:高山一実さんが母校で読み聞かせ 3/1
大阪:読み聞かせは何ヶ月から始める 3/1
大阪:絵本の素晴らしさとは 3/2
千葉:今だからこそ分かる絵本の魅力 3/3
大阪:絵本を読むときの楽しみ方 3/3
神奈川:名人の思いを紙芝居で披露 3/1
兵庫:摂食障害と闘い平和訴えた漫画家 3/1
岡山:税金のことを紙芝居でわかりやすく説明 3/1
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絵本の素晴らしさは、多岐にわたります。いくつか例を挙げてみましょう。想像力と感性を育む、言葉の理解を深める、親子や家族のコミュニケーションツールとなる、読書習慣を身につける、人生の教訓を学ぶなどです。
まず、「想像力と感性を育む」について考えてみましょう。絵本は、子どもたちの想像力と感性を育むのに最適なツールです。カラフルな絵や美しい言葉は、子どもたちの五感を刺激し、豊かな想像力を養います。また、絵本を通して様々な感情を体験することで、感性を磨き、共感力を育むことができます。
次に、「言葉の理解を深める」です。絵本は、子どもたちの言葉の理解を深めるのに役立ちます。繰り返し出てくるフレーズや擬音語・擬態語は、自然と子どもたちの耳に残り、言葉のリズムや音感を身につけることができます。また、絵本を読むことで、新しい言葉や表現を学ぶこともできます。
では、「親子や家族のコミュニケーションツール」ということではどうでしょう。絵本は、親子・家族のコミュニケーションツールとして最適です。一緒に絵本を読むことで、親子の会話が自然と増え、温かい時間を共有することができます。また、絵本を通して、子どもたちの心の成長を見守ったり、人生の大切なことを伝えたりすることができます。
「読書習慣を身につける」も考えてみましょう。絵本は、子どもたちに読書習慣を身につけるきっかけを与えてくれます。小さい頃から絵本に触れることで、読書への抵抗感がなくなり、自然と読書を楽しむ習慣が身につきます。
さらに、「人生の教訓を学ぶ」も考えてみましょう。絵本には、人生の教訓や大切なメッセージが込められているものがたくさんあります。子どもたちは、絵本を通して様々な価値観に触れ、自分の人生に活かせる教訓を学ぶことができます。
このように、絵本には子どもたちの成長にとって様々なメリットがあります。ぜひ、子どもたちにたくさんの絵本を読み聞かせてあげましょう。絵本の素晴らしさをさらに広めるために、絵本選びは、子どもの年齢や興味に合わせて行うことが大切です。
また、読み聞かせは、子どものペースに合わせて、ゆっくりと丁寧に行いましょう。絵本を読んだ後は、子どもと感想を共有しましょう。図書館や児童館など、絵本を借りられる場所を活用しましょう。
もっと絵本とより深く関わりたいときは、絵本に関するイベントに参加してみるのも良いでしょう。絵本は、子どもたちの成長に欠かせないものです。ぜひ、絵本を通して、子どもたちの豊かな心を育んでいきましょう。
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